コロナに感染したことで自宅療養する人が増えています。実はそうした場合に保険から多くのお金を受け取れることがあります。

自宅療養で入院扱いとなる

まずコロナで、保健所からの指定で自宅療養している人もいるかと思いますが、保健所からの指定感染症という認定があると、自宅療養でも入院扱いとなるため、自宅療養期間がそのまま入院日数となります。

一般に医療保険では主に入院、手術、入院後の通院に対して、給付金を受け取れますが、コロナは特別にそうした扱いがとられています。入院一時金も受け取れます。例えば、太陽生命では最高60万円の入院一時金を受け取れます。

健康な人は今のうちに医療保険を検討したほうが良いかも？

病気にかかってからでは、医療保険は加入できないことがあります。病気になる前に、医療保険に加入をしておくことで、コロナにかかったときに保険金を受け取れます。

その後、コロナが落ち着いたら、解約すれば良いという考え方です。

保険は「一度入ったら解約しにくいイメージ」があるかもしれませんが、特に気にする必要はありません。ただし、保険に入る際には、告知という健康状態の報告が必要なので、健康状態が心配な人は、解約する際には再度保険に入れないリスクがあるので、注意しましょう。

保険の保障開始日と初回支払日をチェックしよう

入る保険を選ぶ際は、保障開始日が早く、初回保険料の支払いが遅い保険会社を選ぶとよいでしょう。理由は、コロナはいつ罹患するか分からないため申込日に保障開始するほうが安心できるためです。また保険料の支払いが遅くなれば一定期間、支出を先延ばしできます。 　 例えば、SOMPOひまわり生命では、月の初めの1日に保険に申し込みをした場合、補償開始日は1日からです。初回保険料の支払いは翌月27日からです。保険料の支払い前に補償を即日始められます。

お店でコロナ感染者が発生するリスクを保険で備えられる

飲食店などの経営者に向けて、店内でコロナ感染者が発生した場合に、店内の消毒費用や休業補償の対象となる保険も発売されています。火災保険の特約として安い保険料で入れます。

昨今、コロナの流行も落ち着いてきていますが、また変異株が流行する可能性もあります。コロナの再流行に備えて、今のうちに知識を付けて準備しておきましょう。

(2021年11月9日公開記事）

文/編集・dメニューマネー編集部

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