どんな意味?「バーター」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/01/26 09:15

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「バーター」という言葉は、ビジネスシーンやテレビなどでよく耳にします。 しかし、ビジネス用語の「バーター」と、芸能人が口にする「バーター」では意味合いが異なるため、商談や社内のやり取りの中で使用する際には注意が必要です。 「バーター」には、どのような意味が含まれるのか正しく説明できますか? 「バーター」とは、互

「バーター」という言葉は、ビジネスシーンやテレビなどでよく耳にします。

しかし、ビジネス用語の「バーター」と、芸能人が口にする「バーター」では意味合いが異なるため、商談や社内のやり取りの中で使用する際には注意が必要です。

「バーター」には、どのような意味が含まれるのか正しく説明できますか?

「バーター」とは、互いに歩み寄るための交渉

ビジネスシーンで使用する「バーター」は、「物々交換」「交換条件」「物と物との取引」を意味する英語の“barter”が語源です。商談や交渉の場において、商品などを相手と交換したいときに使われます。

お金を介さない「交換条件」という意味で使用されることが多く、”give and take”の関係に近いです。例えば「御社のAを買うので、わが社のBを買ってください。」というような状況で使われています。対象は、モノだけでなくサービスや人材、仕事内容にも及びます。

「バーター」を介した「バーター取引」は、様々な業界で行われている営業戦略の一つになっています。

一方で、芸能人がテレビでよく口にする「バーター」とは、「抱き合わせ」や「セット」と言う意味です。日本語の“束(たば)”を前後ひっくり返してできた業界用語です。

ビジネス用語の「バーター」とは異なりますので、意味を履き違えないように注意しましょう。

(2021年11月17日公開記事)

文/編集・dメニューマネー編集部

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