「バーター」という言葉は、ビジネスシーンやテレビなどでよく耳にします。 しかし、ビジネス用語の「バーター」と、芸能人が口にする「バーター」では意味合いが異なるため、商談や社内のやり取りの中で使用する際には注意が必要です。 「バーター」には、どのような意味が含まれるのか正しく説明できますか? 「バーター」とは、互
「バーター」という言葉は、ビジネスシーンやテレビなどでよく耳にします。
しかし、ビジネス用語の「バーター」と、芸能人が口にする「バーター」では意味合いが異なるため、商談や社内のやり取りの中で使用する際には注意が必要です。
「バーター」には、どのような意味が含まれるのか正しく説明できますか?
「バーター」とは、互いに歩み寄るための交渉
ビジネスシーンで使用する「バーター」は、「物々交換」「交換条件」「物と物との取引」を意味する英語の“barter”が語源です。商談や交渉の場において、商品などを相手と交換したいときに使われます。
お金を介さない「交換条件」という意味で使用されることが多く、”give and take”の関係に近いです。例えば「御社のAを買うので、わが社のBを買ってください。」というような状況で使われています。対象は、モノだけでなくサービスや人材、仕事内容にも及びます。
「バーター」を介した「バーター取引」は、様々な業界で行われている営業戦略の一つになっています。
一方で、芸能人がテレビでよく口にする「バーター」とは、「抱き合わせ」や「セット」と言う意味です。日本語の“束(たば)”を前後ひっくり返してできた業界用語です。
ビジネス用語の「バーター」とは異なりますので、意味を履き違えないように注意しましょう。
(2021年11月17日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
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