「えっ、同じじゃないの?」と思われそうな2つの言葉。実はまったく(もしくは微妙に)異なります。 「預金」と「貯金」はいずれも「お金を貯めること」を意味しますが、厳密には異なります。さてどう違うか説明できますか? 貯金も「預金保険制度」の対象 まず「預金」は銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫などの金融機関にお金を預けるこ
「えっ、同じじゃないの?」と思われそうな2つの言葉。実はまったく(もしくは微妙に)異なります。
「預金」と「貯金」はいずれも「お金を貯めること」を意味しますが、厳密には異なります。さてどう違うか説明できますか?
貯金も「預金保険制度」の対象
まず「預金」は銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫などの金融機関にお金を預けることです。普通預金、定期預金、預金通帳などという言葉はよく聞くでしょう。銀行法や信用金庫法などには、条文に「預金」と書かれています。
それでは「貯金」は何かというと、郵便局(ゆうちょ銀行)にお金を預けることです。「郵便貯金」はご存じでしょう。このほかにもJA(農協、JAバンク)や漁協(JFマリンバンク)にお金を預けることも「貯金」といいます。こちらも郵便貯金法、農業協同組合法などに「貯金」と記されています。
なお銀行が破たんした場合に預けたお金が保護される「預金保険制度」がありますが、「貯金」もこの対象です。
解答:「預金と貯金」の違いとは……
預金は「銀行・信金・信組・労金に預けるお金」、貯金は「郵便局・農漁協に預けるお金」ということです。ただ実際には商品の内容(金利や周辺サービス)は異なります。預ける先はよく吟味して決めましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年11月15日公開記事)
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