手軽に食事を済ませられる牛丼チェーンは便利ですが、トレーニングやダイエットをしている人にとっては栄養も気になります。特に重要な栄養素であるタンパク質(プロテイン)をコスパよく取れるのはどのお店なのでしょうか。
メインの牛丼ならすき家がコスパ最強
まずは大手牛丼チェーンの吉野家 <9861> 、すき家(ゼンショーホールディングス <7550> )、松屋 <9887> のコスパを、看板メニューの牛丼並盛りで比較してみましょう。
ブランド | 価格 | タンパク質量 | 1gあたり価格 |
---|---|---|---|
吉野家 | 426円 | 20.0g | 21.3円 |
すき家 | 350円 | 22.9g | 15.3円 |
松屋 | 380円 | 18.5g | 20.5円 |
こうしてみると、タンパク質の量、価格ともにすき家がもっとも優れているのが分かります。松屋はタンパク質量がやや少なく、吉野家はコスパが今ひとつといったところ。
すき家はタンパク質と同様に脂質やカロリーも少し多いものの、トレーニング後をはじめしっかりと栄養をとりたい時には最適な選択肢と言えます。
すき家のとりそぼろ丼は栄養バランスもコスパも完璧
ダイエット中や減量期であれば、タンパク質はしっかり摂りつつ脂質やカロリーにも気を付ける必要があります。牛丼以外にもっと良いメニューはないでしょうか。
吉野家、すき家、松屋の全ての商品を比較したところ、すき家の「とりそぼろ丼」がコスパ、タンパク質量、脂質やカロリーの少なさといった全ての面で優れていることが分かりました。
商品名 | 価格 | タンパク質量/th> | 1gあたり価格 |
---|---|---|---|
とりそぼろ丼(並盛り) | 390円 | 32.4g | 12円 |
とりそぼろ丼(特盛り) | 590円 | 52.3g | 11.3円 |
並盛りは390円でタンパク質31.2g、特盛ならさらにコスパが良く、590円でタンパク質が51.2gも摂取可能。しかも牛丼と比べてカロリーが少なく、脂質は約半分という理想的なバランスです。
全力でトレーニングした後は自炊するエネルギーが残っていないこともしばしば。そんな時には牛丼チェーンをかしこく利用してコスパ良く栄養を摂取しましょう。
(2021年11月17日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
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