どんな意味?「インバウンド」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/01/26 18:15

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「コロナ禍でインバウンド需要が減っている。」というニュースをテレビなどで耳にすることが多くなりました。主に旅行業界で使われている言葉です。 2015年には、ユーキャン流行語大賞にもノミネートされたことがある「インバウンド」ですが、最近、また注目されるようになりました。 「インバウンド」とは、どういう意味でしょうか? 「

「コロナ禍でインバウンド需要が減っている。」というニュースをテレビなどで耳にすることが多くなりました。主に旅行業界で使われている言葉です。

2015年には、ユーキャン流行語大賞にもノミネートされたことがある「インバウンド」ですが、最近、また注目されるようになりました。

「インバウンド」とは、どういう意味でしょうか?

「インバウンド」とは、“日本を訪れる外国人観光客”

「インバウンド」とは、外から中に入ることを意味する“in”と、行きを意味する”bound” からなる“inbound”という英語が語源の言葉です。直訳すると”本国行きの“という意味になりますが、ここで指す本国とは日本です。観光業界では、外国人が日本に観光のために来るという意味で使われています。

中国を中心とするアジア圏からの訪日外国人の急増を受けて、外国人観光客が日本に訪れることを「インバウンド」と表すようになりました。

ちなみに「インバウンド」の逆、「アウトバウンド」とは、日本から海外へ旅行に行くことです。

そして、日本での外国人観光客による国内消費を「インバウンド消費」または「インバウンド需要」といい、経済効果を表します。

また、マーケティング用語の「インバウンド」は“受け身の”という意味を持ち、消費者の注目や関心を集める手法を指します。

文/編集・dメニューマネー編集部

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