「イニシャル」といえば、英語で名前を書いたときのS.M.のような頭文字を思い浮かべる人が多いと思います。 ビジネスシーンでは、「イニシャルコストが高い」「イニシャルコストを抑える」などのように、名詞と一緒に使われことが多い「イニシャル」。 ビジネス用語として、頻繁に登場する言葉ですが、どのような意味なのでしょうか? “
「イニシャル」といえば、英語で名前を書いたときのS.M.のような頭文字を思い浮かべる人が多いと思います。
ビジネスシーンでは、「イニシャルコストが高い」「イニシャルコストを抑える」などのように、名詞と一緒に使われことが多い「イニシャル」。
ビジネス用語として、頻繁に登場する言葉ですが、どのような意味なのでしょうか?
“初期投資”や“初期費用”という意味
「イニシャル」とは、「はじめの」「最初の」を意味する英語の“initial”が語源となっている言葉です。投資経験がある方にはお馴染みのIPOと略される新規公開株は、initial public offeringを略した言葉です。
ビジネスシーンでは、“初期投資”や“初期費用”を意味する「イニシャルコスト」という形で主に使われます。設備やシステム導入時にかかる一時的な初期費用を指します。
また、対比して使われているのが“維持費”や“運用費”を意味する「ランニングコスト」です。設備やシステム導入後に継続してかかる運用費用を指します。ビジネスにおいては、モノやサービスの提供だけでなく、コストも意識することが重要です。
「イニシャル」は、“イニシャルプライス(初回価格)”など名詞とセットで使われます。「イニシャル」が付いていたら、“最初の”“初期の”などを意味することを覚えておきましょう。
(2021年11月20日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
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