東南アジアにある、インドシナ半島に位置する国です。アジア有数の大河であるメコン川が、国内の原生林の中を1,900キロメートルに渡って流れています。
国内には手つかずの原始的な自然が残っており、少数民族が古くからの言語や風習に従って生活している村も点在しています。
作家村上春樹の紀行エッセイにも登場した「老檛」とはどこの国でしょうか?
世界遺産ジャール平原には謎の石壺が2,100個も点在
正解はラオスです。
ラオスの正式名称はラオス人民民主共和国。
国土面積は23万6,8000平方キロメートルで、日本の本州(22万7,942平方キロメートル )と同じくらいの広さを持つ内陸国です。
近年急速な近代化が進むタイ・ベトナムに挟まれた国ですが、ラオスはまだまだ素朴な生活や豊かな自然が残っており、「東南アジア最後の秘境」とも称されています。 首都はビエンチャンで、ビエンチャンには国章や紙幣にも描かれている、ラオスの象徴的な仏塔「タート・ルアン 」があります。
ラオスには世界遺産が3カ所ありますが、そのうち2019年に登録されたのがジャール平原です。ジャール平原には2,100個以上の巨大な石壺がそこかしこに散らばっています。 この石壺の用途については様々な説がありますが、真実は謎に包まれたままです。
また、作家の村上春樹は、2015年に発表した紀行文集「ラオスにいったい何があるというんですか? 」の中で、ラオスを含む世界各地の魅力を紹介しています。
(2021年11月21日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
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