「市場のシュリンク化が進んでいる。」「ICチップのシュリンク化に成功した。」など、ビジネス用語として様々な業界で使われている「シュリンク」。 ビジネスシーンでは、後ろ向きの意味で使われることもある「シュリンク」ですが、使う業界によって意味合いが少し違うようです。 「シュリンク」の詳しい意味を知っていますか? 縮小と圧縮
「市場のシュリンク化が進んでいる。」「ICチップのシュリンク化に成功した。」など、ビジネス用語として様々な業界で使われている「シュリンク」。
ビジネスシーンでは、後ろ向きの意味で使われることもある「シュリンク」ですが、使う業界によって意味合いが少し違うようです。
「シュリンク」の詳しい意味を知っていますか?
縮小と圧縮の二つの意味がある
「シュリンク」は、「縮む」・「詰まる」・「減る」を意味する英語の“shrink”が語源のカタカナ語です。ビジネス用語としては、「縮小」・「圧縮」二つの意味で使われています。
一般的なビジネスシーンでは、市場の商品やサービスの需要が減っていくことを指します。市場が縮小していく業界を「シュリンクマーケット」や「シュリンク業界」といいます。
IT業界や製造業では、「シュリンク」は「圧縮」という意味で使われています。「圧縮」とは機能や品質を変えることなく、体積や面積を圧縮する「小型軽量化」、データを元通りに復元できるように圧縮する「データ圧縮」などです。スマホやタブレットなど小型機が普及されている今、シュリンク技術の向上は、必要不可欠になっています。
また、熱で収縮するフィルムを使用して圧縮包装する「シュリンク包装」など、一般的な用語としても使われます。意味の違いに注意して使いましょう。
(2021年11月26日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
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