ヨーロッパのさまざまな国が加盟している「EU」。加盟国間は経済が統合され、人やモノ、サービスなどの自由移動が認められています。

2020年にイギリスが正式に離脱したことは記憶に新しいと思いますが、「EU」とは一体何の略でしょうか。

欧州をまとめる超国家機関

「EU」とはEuropean Unionの略で、欧州連合を意味します。EC(欧州共同体)を前身として、1993年にマーストリヒト条約によって設立されました。

EUの目的は加盟国の政治・経済の統合を進めることにあります。域内の人やモノの移動は自由化されているため、パスポートがなくても国境を超えることが出来ます。また、単一通貨ユーロが導入されており、19カ国で使用されています。

2016年にイギリスのEU離脱が国民投票で選択され、2020年に正式に離脱しました。この出来事はBrexit(イギリスBritainと離脱exitを組み合わせた造語)と呼ばれています。これによってイギリスでの物流の混乱や労働力の不足、金融資産に流出といった問題が生じました。

(2021年11月27日公開記事）

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・11月は残業減らすとボーナスが増えるって本当？
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部サイト）
・「預金がおろせない？」銀行員が教える、親の生前にやるべき3つのこと
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは？（外部サイト）
・「無料で保険に入れます」クレカ会社から封筒がくる理由