マック、スシロー、餃子の王将……外食企業の勝ち組はどこ?

2022/01/30 07:15

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/WwnliAaASc-DQ-2pLQaYcg.jpg
コロナで壊滅的な被害を受けた外食産業だが、比較的堅調だった企業もある。コロナ禍でも売上を伸ばした「勝ち組企業」はどこか。 ファストフードの勝ち組──マック、ケンタ マックはスマホのアプリで注文して店頭で受け取れるシステムをいち早くリリースして持ち帰り需要を取り込んだ。デリバリーは自社のマックデリバリーだけでなく、Ube

コロナで壊滅的な被害を受けた外食産業だが、比較的堅調だった企業もある。コロナ禍でも売上を伸ばした「勝ち組企業」はどこか。

ファストフードの勝ち組──マック、ケンタ

マックはスマホのアプリで注文して店頭で受け取れるシステムをいち早くリリースして持ち帰り需要を取り込んだ。デリバリーは自社のマックデリバリーだけでなく、Uber Eatsや出前館などのデリバリーサービスのルートも拡大した。マクドナルドを運営する日本マクドナルドホールディングス <2702> の1〜9月期の売上は11%増の285億円と過去最高だった。

ケンタッキーを運営する日本KFCホールディングス <9873> も、緊急事態宣言下で休業や時短営業する店も多かったが、手頃な価格のランチセットを広めることでランチ需要を増やし、デリバリーや持ち帰りで巣ごもり需要を取り込んだ。4〜9月期の売上は11%増の481億円と過去最高だった。

回転すしの勝ち組──スシロー

回転すしは外食の中でも成長分野である。さすがに2020年の市場は縮小したものの、大手チェーンは市場シェアを伸ばすことで成長している。パーティションなど密にならない環境をいち早く取り入れ、オーダーから会計まで非接触の自動化を進め売上を伸ばした。

スシローを運営するFOOD&LIFE COMPANIES <3563> の21年9月の売上は18%増の2408億円と過去最高。22年9月期についても、店内販売が回復すること新規出店を積極的にすることから29%増の3,100億円を見込んでいる。

焼き肉の勝ち組──焼肉きんぐも急成長

焼肉も郊外ファミリー店を中心にコロナの影響が比較的少ない分野だ。無煙システムを導入していることにも安心感があった。

焼肉きんぐを運営している物語コーポレーション <3097> は、コロナ禍でも黒字経営を続けており、21年6月期は売上11%増の640億円と好調だった。店舗を改装し、非接触の配膳ロボット導入、販売促進のためスマホアプリも取り入れた。22年6月は外食需要が回復し、積極出店することから売上22%増の780億円を見込んでいる。

餃子の勝ち組──王将フードサービス、イートアンドホールディングス

餃子もコロナ禍で落ち込みが少なかった。餃子の王将を運営する王将フードサービス <9936> は、コロナ禍でも売上は大幅減にならず、赤字転落もしなかった。緊急事態宣言の解除後、10月の売上は店内も回復し、過去最高の月次売り上げを記録している。

大阪王将を運営するイートアンドホールディングス <2882> も決算期変更のため比較はできないが、3〜8月は売上、利益とも大きく回復している。大阪王将の場合は、冷凍食品の「大阪王将 羽根つき餃子」などがヒットしていることも好調の要因だ。

コロナの影響で勝ち組がさらに伸びる可能性も

コロナ禍で伸びた企業は、衛生化だけでなく、非接触化、商品開発、デリバリーなどの経営面での対応をいち早く遂げた企業が多い。コロナ後はさらに伸ばして業界他社と差を広げる可能性もあるだろう。

(2021年11月26日公開記事)

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
11月は残業減らすとボーナスが増えるって本当?
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
「預金がおろせない?」銀行員が教える、親の生前にやるべき3つのこと
株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
「無料で保険に入れます」クレカ会社から封筒がくる理由