Female(女性)とTechnology(技術)を掛け合わせた言葉「フェムテック」。
経済産業省の主導のもとで実証事業がスタートし、「フェムテック」に関連する市場はさらなる成長が予想されています。
大手企業も注目する「フェムテック」とは、どのような意味なのでしょうか?
「フェムテック」とは、女性の健康問題をテクノロジーで解決すること
「フェムテック」とは、女性が抱える月経・妊活・不妊・婦人科系疾患・更年期障害などの健康問題を、テクノロジーで解決するサービスやモノ指します。
今まで、女性特有の身体の悩みはあまり言及されることがない領域でした。しかし、女性の社会進出が進み、SDGsでは「ジェンダー平等を実現しよう」という目標が掲げられました。男女平等を実現し、すべての女性や女児の能力を伸ばし可能性を広げる目標の達成の施策の1つとして、日本でも「フェムテック」が注目を集めるようになっています。
官民ともに「フェムテック」に注目
欧米を中心に生理や妊娠などに関する課題を解決する商品やサービス、ソフトウエアなどがテクノロジーで開発されてきました。日本でも「フェムテック」の商品やサービスを活用しながら、女性が働きやすい環境づくりに取り組む企業・医療機関・自治体などに対して、経費の一部を補助金として支援する実証事業が始まっています。
世界の「フェムテック市場」への投資額は、10年間で17倍に拡大したといわれています。今後「フェムテック市場」は、ますます発展していくでしょう。
(2021年11月30日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
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