一人でも入りやすく気軽に焼肉を楽しめる「一人焼肉」のチェーン店が話題です。サービスや値段には、どんな特徴があるのでしょうか。
専用ロースターにタッチパネル注文…おひとりさまに最適化
一人焼肉に最適化したサービスで急速に人気を集めているのが、チェーン店「焼肉ライク」です。2018年に第1号店をオープン。現在では関東を中心に69店舗まで拡大しています。
「焼肉ライク」の人気の秘密は客席の作り。大半が間仕切りのある一人客向けで、それぞれ専用のロースター、注文用タッチパネル、ウォーターディスペンサーが備えられているのが特徴です。
加えて、提供時間は約3分が目安。会計もセルフレジであるため、店員とのやりとりや余計な待ち時間が最低限に抑えられ、一人で黙々と焼肉を楽しめるように設計されています。
気になるメニューとお値段は?
「焼肉ライク」では、客席やサービスだけでなく、メニューも一人客に優しい工夫がされています。
基本メニューは肉、ご飯、キムチ、スープのシンプルなセットが中心で分かりやすく、肉の種類や量、タレやトッピングのカスタマイズで個々のニーズにも対応しています。
気になるお値段は、もっとも安いバラカルビセット(100g)は580円、5種類の肉が一度に楽しめるオールスターセット(250g)でも1,780円と、焼肉店としてはかなりリーズナブル。一人で気軽に楽しめます。
コロナ禍の孤食ニーズとも相性が良い一人焼肉
おひとりさまニーズを掴んだ「焼肉ライク」は、今後、全国への出店を進めるのと同時に、ロードサイド店の出店にもさらに力を入れるといいます。
また、こうした一人焼肉のスタイルは、コロナ禍での黙食や孤食のニーズとも相性が良く、今後より広く受け入れられることも予想できます。
「焼肉ライク」のような試みは、既存のチェーン店や、個人店でも取り入れられるケースが増えてきていて、選択肢の幅もさらに広がりそう。これまで一人で焼肉店に入るのに抵抗があった人も訪れてみてはいかがでしょう。
(2021年11月30日公開記事)
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・kazoka303030 / stock.adobe.com(画像はイメージです)
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