最近「プラットフォーム」という言葉を耳にする機会が多くなりました。「プラットフォーム」というと駅のホームを思い浮かべる方も多いと思いますが、政治の世界では“演壇”や“演説の場”という意味で使われています。
ビジネスシーンでは、IT業界を中心に使われている言葉ですが、「プラットフォーム」とはどのような意味があるかご存じですか?
IT業界では、ソフトウエアが動作するのに必要な土台
パソコンやソフトウエアなどを動かすのに必要な基盤となる装置やソフトウエア、サービスなどを適切に組み合わせた環境を「プラットフォーム」といいます。例えば、パソコンのソフトウエアの基本基盤となるのは、マイクロソフトのWindowsやmacOS、スマホではGoogleのAndroidやAppleのiOSなどで、これらは「プラットフォーム」の一種です。
ビジネスシーンでは、企業や人に商品やサービスを提供する場所
ビジネス用語では、商品やサービスを提供する企業と利用者、企業間、消費者同士などが結びつく場所を「プラットフォーム」 といいます。また、「プラットフォーム」を利用したビジネスを「プラットフォーム戦略 」といいます。Amazonや楽天などの販売サイトやGoogleなどの検索サイト、FacebookなどのSNS、AppleのiTunesなどの楽曲配信サイトなどの経営戦略が有名です 。
Web経由でのサービスをもとに、消費者の多様なニーズを満たし、利用者が増えれば増えるほどサービスの利用価値が上がる仕組みで注目を集めているビジネスモデルです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年02月05日公開記事)
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