「コアコンピタンス」は主に企業の技術力について使われる言葉です。
ビジネスシーンでは、英語の”core competence”と同じ意味合いで使われています。しかし、最初からビジネス用語として作られたため、一般的には聞きなれない言葉かもしれません。
「コアコンピタンス」の詳しい意味を知っていますか?
「コアコンピタンス」とは、「自社の強み」全般を表す
「コアコンピタンス」の“コンピタンス(competence)”とは、「能力」「力量」「適正」などを意味します。ビジネスシーンでは、主に競合他社を圧倒する製品開発力やまねることができないノウハウや技術力、複数の商品や市場に推進できる自社能力を指します。
企業が持つさまざまな「コンピタンス」のうち中核となる強みや得意分野である”コア(core)”を「コアコンピタンス」と呼びます。自社の「コアコンピタンス」を見極めてヒト、モノ、カネなどの経営資源を投入することで、「コアコンピタンス」を強化し、競争力を高める経営を「コアコンピタンス経営」と呼んでいます。この経営で成功した例として挙げられるのは、ホンダ <7267> のエンジン技術やソニー <6758> の小型化技術、シャープ <6753> の液晶技術などです。
「コアコンピタンス」は、競合他社との差別化の大きなポイントになります。企業が長期的に安定した成長をしていくために欠かすことができないものです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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