「銀行」と「信託銀行」はどう違う?

2022/02/05 18:45

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「銀行」と「信託銀行」は預金や送金、為替などの銀行業務を行う金融機関です。ただし、「信託銀行」には「銀行」が行わない業務が認められています。 「銀行」と「信託銀行」には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。 「信託銀行」は「銀行」よりも業務範囲が広い 「銀行」は預金・貸出・為替など銀行業務を行いますが、「信託銀行」

「銀行」と「信託銀行」は預金や送金、為替などの銀行業務を行う金融機関です。ただし、「信託銀行」には「銀行」が行わない業務が認められています。

「銀行」と「信託銀行」には具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

「信託銀行」は「銀行」よりも業務範囲が広い

「銀行」は預金・貸出・為替など銀行業務を行いますが、「信託銀行」は銀行業務に加えて、「信託業務」と「併営業務」を行います。

「信託業務」とは個人や企業から託された財産を管理・運用する業務です。お金だけでなく有価証券や不動産も信託できます。信託財産は独立して管理され、信託銀行が倒産しても影響を受けません。

信託には税制の優遇措置を利用できるものもあります。教育資金贈与信託や、結婚・子育て支援信託などがそれにあたります 。

「併営業務」は財産の管理や処分などに関連する業務です。相続関連業務や証券代行、不動産仲介などがあります。信託銀行は資産運用や相続について幅広く相談できる金融機関なのです。

解答:「銀行と信託銀行」の違いとは……

銀行は「銀行業務」を行い、信託銀行は銀行業務以外に「信託業務」と「併営業務」を行います。信託の運用益は「実績配当」が原則です。投資と同じように利益も損失も出ることを理解しておきましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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