「経営陣のディシジョンに意義がある。」などと使われる「ディシジョン」。ボクシングの試合では「判定」という意味で使われているため、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
ビジネスシーンでは、主に会社の重要な局面で使われます。「メイキング」など他の言葉と組み合わせて使われることもある「ディシジョン」。詳しい意味を知っていますか?
「ディシジョン」は、重要案件の決定・決断
「ディシジョン」は、「決断」や「決定」を意味する英語の“decision”が語源のカタカナ語です。ビジネスシーンでは、主に経営にかかわるような重大な決定を下す場合に使われます。例えば、会社の上場や設備投資、他社との合併といった場面です。些細な業務上の決断を指すのではないということを念頭に置いておきましょう。
また、「ディシジョン」とともによく使われるのが“意思決定を意味する”「ディシジョンメイキング(decision making)」 です。企業の目標達成や課題の解決に向けて最適と考えられるモノや事項を決定者の責任において選ぶということです。
「ディシジョンメイキング」の実行者、つまり意思決定者のことを「ディシジョンメイカー」といいます。マーケティング用語として使われる場合は、「ディシジョンメイカー」は、購買行動において、世帯またや企業内で資金を出す人ではなく、実際に購入を決める人のことを指します。広告は「ディシジョンメイカー」向けに作られ、共感を得ることが大切だといわれています。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年12月8日公開記事)
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