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ゼネコン社員は「勝ち組」?年収1,000万企業はたった0.01%?

2022/02/06 06:30

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事業規模が大きな建設会社のことを「ゼネコン」(ゼネラルコントラクター)と呼ぶ。そんなゼネコンの中でも「スーパーゼネコン」と呼ばれる超大手に就職できれば、所得面で言えば周りからは「勝ち組」と言われそうだが、実際のところ、平均年収が1,000万円を超えるゼネコンは何社あるのか。 平均年収が1,000万円を超えるのは3社 ゼ

事業規模が大きな建設会社のことを「ゼネコン」(ゼネラルコントラクター)と呼ぶ。そんなゼネコンの中でも「スーパーゼネコン」と呼ばれる超大手に就職できれば、所得面で言えば周りからは「勝ち組」と言われそうだが、実際のところ、平均年収が1,000万円を超えるゼネコンは何社あるのか。

平均年収が1,000万円を超えるのは3社

ゼネコン業界では、「スーパーゼネコン(大手ゼネコン)」と分類される企業が5社、「準大手ゼネコン」と分類される企業が10社ある。

この両方の計15社のうち、準大手ゼネコンのフジタは平均年収を公表しておらず、その他の14社で平均年収をランキング化すると、次の通りとなる。

ゼネコンの平均年収ランキング
順位企業名平均年収
1位 鹿島建設 <1812> 11,351,777円
2位大林組 <1802> 10,320,957円
3位竹中工務店10,072,811円
4位大成建設 <1801> 9,850,653円
5位清水建設9,712,000円
6位前田建設工業9,272,695円
7位長谷工コーポレーション <1808> 9,237,797円
8位 五洋建設 <1893> 8,780,291円
9位西松建設 <1820> 8,662,000円
10位三井住友建設 <1821> 8,636,000円
11位東急建設 <1720> 8,598,726円
12位戸田建設 <1860> 8,584,487円
13位安藤・間 <1719> 8,531,538円
14位熊谷組 <1861> 8,022,288円
(出典:各社の最新の有価証券報告書)

平均年収が1,000万円を超えるのは、鹿島建設 <1812> と大林組 <1802> 、竹中工務店の3社のみとなる。

ゼネコンは、中堅ゼネコンも合わせれば全国で約2万社があると言われている。その中で平均年収が1,000万円を超えるのは、わずか一握りなのだ。割合にすると0.015%程度だ。

ゼネコンの平均年収は今後どうなる?

ゼネコンの平均年収は今後上がっていくのだろうか。平均年収が1位の鹿島建設と2位の大林組の場合、平均年収は以下のように推移している。

鹿島建設と大林組の平均年収の推移
鹿島建設大林組
2021年11,351,777円10,320,957円
2020年11,341,472円10,577,092円
2019年11,388,415円10,526,558円
2018年11,027,792円10,461,547円
2017年9,473,671円 9,508,041円
(出典:各社の有価証券報告書)

2017年と比べると、2021年の方が両社とも平均年収が高い。この結果が全てのゼネコンにあてはまるとは言えないが、少なくとも業界大手のゼネコンの場合、平均年収が徐々に上がっていくことが期待されそうだ。

景気や社会情勢で平均年収は大きく変化?

建設業界の企業の業績は景気や社会情勢にかなり左右される。2008年のリーマンショック後は建設市場が大きく縮小し、東日本大震災後は建設需要の増加が続いた。

そのため、もし今後、世界的な経済不況が起きれば、平均年収が1,000万円超えのゼネコンが1社もなくなるということも起き得る。こうした視点も持ち合わせておきたい。

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部

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