2022年ヒット予想!「冷凍スーパー」がブームになりそうな理由

2022/02/06 14:00

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2021年も年末が近づいてきた。コロナ禍も収束の兆しが見え始めた今、「来年こそ安心できる良い年に」と思っている人も少なくないはず。そこで年の瀬のこのタイミングで、2022年がどんな年になるのか、どんなものがヒットする年になるのか予想してみる。 「冷凍食品スーパー」が続々オープン? コロナ禍は収束の兆しを見せ始めているも

2021年も年末が近づいてきた。コロナ禍も収束の兆しが見え始めた今、「来年こそ安心できる良い年に」と思っている人も少なくないはず。そこで年の瀬のこのタイミングで、2022年がどんな年になるのか、どんなものがヒットする年になるのか予想してみる。

「冷凍食品スーパー」が続々オープン?

コロナ禍は収束の兆しを見せ始めているものの、完全収束するまではコロナ禍に合わせた生活様式をしばらく続ける人が多いはずだ。引き続き外食を控える人は決して少なくないと思われる。そんな中でヒットしそうなのが「冷凍食品専用スーパー」だ。

最近の冷凍食品は冷凍技術の進化もあり、味や品質の向上が著しい。こうしたことも背景に、冷凍食品はコロナ禍において家庭の食卓に並ぶ機会が増えた。そんな状況の中、伊藤忠食品が2021年2月に冷凍食品専門店「TOMIN FROZEN」をオープンした。

こうした冷凍食品専用スーパーが2022年は続々と各地でオープンするかもしれない。福島などでスーパーを展開するリオン・ドールも、2021年に冷凍食品が中心の店舗を新業態として展開し始めている。

「認知症保険」に対する関心が高まる?

2021年はコロナ禍によって健康への関心が一段と高まった。また、経済も混乱したことで将来の生活に対する不安感も強まり、そのことがきっかけで生命保険への加入を検討し始めた人も多いという。

こうした中、2022年は近年稀に見る保険ブームとなるかもしれない。中でも注目を集めそうな保険が「認知症保険」だ。認知症保険はこれまでも複数の保険会社が提供していたが、今年は8月に楽天生命が認知症保険を販売し始めるなどし、再度注目を集めた。

最近の研究による推計では、認知症を患っている65歳以上の人は2020年時点で6人に1人おり、日本全体では約600万人いるという。高齢化が進むにつれて若い世代の負担が今後より大きくなることは確実で、認知症保険に対する注目度は否応なしに高まりそうだ。

流行語大賞の結果もヒントに

2021年の流行語大賞からも、2022年にヒットしそうなことを予想できる。

12月1日に発表された「2021ユーキャン新語・流行語大賞」では、大谷翔平選手に関連する「リアル二刀流/ショータイム」が大賞に選ばれた。大谷選手の活躍が続けば、2022年も引き続き大谷ブームは継続しそうだ。

流行語大賞にノミネートされた中では、「NFT」にも注目したい。NFTはブロックチェーン技術を使ってデジタル作品を「本物」だと証明する技術で、NFT作品に対する投資ブームが起きている。2022年はさらに投資マネーが流入することになるかもしれない。

あなたは2022年、何がヒットすると思いますか?年の瀬が近づいたいま、ふと考えてみてはいかがだろうか。

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部

(2021年12月11日公開記事)

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