ニュースなどでよく見聞きする「ニューノーマル」。もとは、2008年前後に起きた世界金融危機、リーマンショック後の世界経済の新しい構造的な変化を表す言葉として使われてきました。近年はコロナの影響で再び「ニューノーマル」が注目されています。
以前とは、少し違った意味合いで使われているようですが、「ニューノーマル」の詳しい意味を知っていますか?
「ニューノーマル」とは、新しい常識・状況
「ニューノーマル」は、“New(新しい)”と“Normal(正常・常態)”を掛け合わせてできたカタカナ語です。近年では、コロナ禍で始まった新しい生活様式を総称した言葉として使わることが多いです。また、生活様式だけでなく、ビジネスや働き方、経済活動からレジャーまで社会の大きな変化によって新しい常識が定着することを表します。
ビジネスシーンでは、テレワークやオンライン会議が一般的になりました。クロージングから商談までオンラインへ移行し効率的に仕事を進めることができるようになりました。また、商品説明会や展示会、セミナーなどもオンラインイベントとして開催されています。
消費者ニーズや消費行動も変化し、“巣ごもり需要”が増加しました。中でも消費が急速に伸びたのが、ゲームやフードデリバリー、デジタルコンテンツなどです。各業界で自宅やオンラインを意識した「ニューノーマル」な消費向けの新しいビジネスモデルの開発が不可欠になっています。
ネットを活用して業務サービスを改善するDX(デジタルトランスフォーメーション)も「ニューノーマル」時代に注目されている動きです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年12月11日公開記事)
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