SDGs12番目の目標に「つくる責任・つかう責任」 が掲げられたことで、最近「エシカル」という言葉が注目されるようになりました。
ネットや店頭でも「エシカル商品」や「エシカル消費」などといった言葉を目にする機会が増えています。「エシカル」の詳しい意味を知っていますか?
「エシカル」とは、社会的な模範
「エシカル」とは、人・地球環境・地域などに配慮した思いやりのある考え方や行動をするという意味を持ちます。身近で実践されているのが「エシカル消費」です。
自然破壊や貧困、人権問題といった世界の課題、そして地域の活性化などに配慮した商品やサービスを「エシカル商品」といい、これらを消費することを「エシカル消費」といいます。
例えば、フェアトレード認証商品・売上金の一部が寄付につながる商品を買う、地産地消を意識する、食品ロスを減らすなどの行動が挙げられます。商品の製造過程から商品が届くまでの背景や廃棄後の地球への影響を考え、さまざまな課題の解決につながるようなモノやサービスを購入したり利用したりするということです。
世界中が注目している「エシカル市場」
雑誌『Ethical Consumer』によると、英国の「エシカル消費市場」は2019年時点で6.7兆円程と報告しています 。企業としても「エシカル」な行動に結びつく商品やサービスの提供が求められています。『GUCCI』や『ユニクロ』などは、環境にやさしい生産体制や適切な労働環境のもとで生産されたファッション「エシカルファッション」 を販売することをすでに実践しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年12月13日公開記事)
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