ローンを組んで大きな買い物をするときには、金融機関や金利の種類を比較・検討します。返済方法は「元利均等」か「元金均等」を選べることがあります。

どちらが優れているというものではないので、違いを理解して選択することが大切です。ローンの金額が大きくなるほど差が出てくる「元利均等」と「元金均等」、どう違うか説明できますか？

「元利均等」は月々返済額、「元金均等」は総返済額にメリットあり

ローンを組むと利息が発生するので月々の返済額は「元金と利息」で構成されます。返済方法により「月々の返済額」と「総返済額」が変わります。

「元利均等」は毎月の返済額を一定にする方法です。元金均等より少ない返済額でスタートできますが、元金の減り方が緩やかで最終的な総返済額は元金均等より多くなります。

「元金均等」は毎月の返済額のうち元金を一定にする方法です。最初から元金をしっかり返すので、利息と合わせると返済額はとても大きくなります。しかし残高が早く減る分、利息も早く減るため、返済額は少なくなっていきます。元利均等よりも総支払額を抑えられます。

解答：「元利均等と元金均等」の違いとは……

元利均等と元金均等は返済方法が違います。「元利均等」は毎月一定の金額を返済する方法で「元金均等」は毎月一定の元金を返済する方法です。完済までのライフステージの変化を予測しながら資金計画を立てましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2021年12月16日公開記事）

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