競走馬を擬人化したキャラを育てる「ウマ娘」がヒットしたことで、近年さらに関心が高まっている競馬。競馬は中央競馬と地方競馬の2つに分けられており、中央競馬は「JRA」によって開催されています。競馬は知らなくてもこの名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。この「JRA」ですが、実はある略称なのです。

一体、「JRA」とは何の略でしょうか。

2020年度　レース参加者はなんと約1億6800万人

「JRA」とは「Japan Racing Association」の略称で、「日本中央競馬会」を意味します。設立は1954年(昭和29年)で日本中央競馬会法という法律に基づく、農林水産大臣の監督下に置かれた公共性の強い特殊法人です。JRAは中山、中京、阪神、小倉といった10競争場で年間約3000レースを開催しています。馬券を購入しレースへ参加した人は2020年度で約1億6800万人。これは単純計算ですが、日本人が全員1回以上馬券を購入したことになります。

JRAが開催するレースのうち、3歳馬限定の五大クラシック競争(桜花賞、皐月賞、優駿牝馬、東京優駿、菊花賞)に天皇賞(春と秋)、12月に行われる有馬記念を加えたものは八大競争と呼ばれ、強い人気を誇ります。

また、競走馬も有名です。例えば、ディープインパクト。2005年に皐月賞、東京優駿、菊花賞で優勝、史上2頭目となる無敗のクラシック三冠を達成するなど優秀な競争成績を残し、人気となりました。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2021年12月26日公開記事）

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