南太平洋に浮かぶ176の島群からなる国です。かつて海洋探検家キャプテン・クックがこの国の島々を訪れた証として、上陸記念の石碑が建てられています。
ラグビー強豪国としても知られる「湯加」とはどこの国でしょうか?
ラグビーが盛んな国で、日本代表選手も多数輩出
正解はトンガです。
正式名称はトンガ王国。日付変更線のすぐ西に位置し、陸地面積の合計は747平方キロメートルで日本の奄美大島(712平方キロメートル)の大きさに近いです。
周辺の島々が次々とヨーロッパの支配下に置かれてきた中で、過去に1度も植民化されたことがない唯一の国です。トンガは個性的な島々で構成されており北のババウ諸島では、美しいサンゴ礁やホエールウォッチングが楽しめ、南のエウア島では自然のままの崖や洞窟を見ることができます。
「キャプテン・クック」の愛称で知られるジェームズ・クックは、1773~1777年の間3回トンガを訪問しています。クックはトンガの人々がとても親切にしてくれたことから、この島を「友情の島」と名付けてヨーロッパに紹介しました。 トンガ人は大柄な人が多く、「ガリバー旅行記 」の巨人国のモデルになったともいわれています。
また、トンガはラグビーが盛んで、トンガ出身選手は世界中のクラブで活躍しています。 日本代表になった選手も多く、ヴァルアサエリ愛選手もその一人です。彼は日本の高校・大学を卒業後に日本国籍を取得しました。自身の日本名に入っている「愛」は夫人からとっている愛妻家です。2019年ワールドカップ日本大会では、5試合すべてに出場し、史上初のベスト8入りにチームに大きく貢献しました。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年12月20日公開記事)
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