紀元前3500年頃に誕生した「チーズ」。人類最古の食品の1つと言われます。原産地はメソポタミア、エジプト、インドといった地域で、家畜にしていたヤギや羊の乳から作られました。「チーズ」という名前の由来はラテン語の"cāseus"に由来すると言われますが、実は漢字でも書けるのです。

一体どんな漢字で書くのでしょうか。

2020年度、国内のチーズ総消費量は過去最高の36万704トン

チーズは漢字で「乾酪」と書きます。

チーズの種類は大きく2つに分けられます。1つは「ナチュラルチーズ」と呼ばれる、菌の力によって熟成させるタイプです。原料や製法の違いによって世界中に1000以上の種類があり、ブルーチーズやマスカルポーネチーズがこれに含まれます。もう1つは「プロセスチーズ」。これはナチュラルチーズを加熱し溶けたものを乳化させて作ります。長期間保存が可能だったり、新しいフレーバーを開発できたりする利点があります。

2020年度、日本のチーズ総消費量は過去最高の36万704トンを記録しました。そのうちプロセスチーズの消費量はCOVID-19の巣ごもり需要を受け前年比14万3525トン増加。一方、ナチュラルチーズは外食需要が減少した影響で、21万7179トン減少しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2021年12月25日公開記事）

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