シンプルなアルファベットのロゴで知られる、バレンシアガ（BALENCIAGA）。2021年11月に行われたパリス・ヒルトンのウエディングパーティーに参加したキム・カーダシアンは、バレンシアガのミッドナイトブルーのサテンドレスを華麗に着こなしました。 海外セレブにも愛用者が多数いる「バレンシアガ」の名前の由来、ご存じでしょうか。

クチュール界の建築家とも呼ばれた創業者

バレンシアガは1900年代初頭スペインに設立されました。ブランド名の由来は、創業者のクリストバル・バレンシアガの名前です。1930年代にはフランスのパリに拠点を移します。彼が作るオートクチュールドレスは、高い技術とセンスで高い評価を得ることとなり、当時のアメリカ大統領夫人ジャクリーン・ケネディも愛用していました。

また、バレンシアガは2021年秋冬パリ・オートクチュールで、53年ぶりにコレクションを発表し大きな話題になりました。

21年上半期は前年同期比増加傾向

バレンシアガの親会社であるケリングの2021年1～6月期決算を見ると、売上高は前年同期比49.6%増の80億4720万ユーロ（約1兆380億円）でした。地域別にみると西ヨーロッパでは前年同期比1.7%増と足踏み状態が続いていますが、アジア太平洋地域が前年同期比64.8%増と好調で、業績に大きく寄与しています。

バレンシアガのデザイナー、デムナ・ヴァザリアは、2021年にアメリカ出身のラッパーで音楽プロデューサーでもある 「Ye」（カニエ・ウェスト）のツアーグッズをデザインしました。ツアーグッズの売り上げはアメリカ史上最高の約7億7000万円を達成したそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2021年12月25日公開記事）

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