「ロエベ」の名前の由来、知ってる?

2022/02/12 19:15

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頭文字の「L」の筆記体を4つ上下左右反転に組み合わせたアイコンで知られる「ロエベ」。刻印されたアイコンは、最高レザーの証といわれています。創業の地スペインでは、王室御用達という称号を得て、圧倒的な知名度と人気を誇るラグジュアリーブランド「ロエベ」の名前の由来を知っていますか? スペイン創業の「ロエベ」は、スペイン語では

頭文字の「L」の筆記体を4つ上下左右反転に組み合わせたアイコンで知られる「ロエベ」。刻印されたアイコンは、最高レザーの証といわれています。創業の地スペインでは、王室御用達という称号を得て、圧倒的な知名度と人気を誇るラグジュアリーブランド「ロエベ」の名前の由来を知っていますか?

スペイン創業の「ロエベ」は、スペイン語ではなくドイツ語に由来する名前

1846年、当時革製品の大国であったスペインのマドリッドの革職人たちが、革製品の工房を立ち上げたのが「ロエベ」の始まりです。ドイツの革職人エンリケ・ロエベ・レスベルクがマドリッドを訪れた際、スペインの革職人の技術や、革の品質に感銘を受け、1876年自身のドイツ語の名前から取った「ロエベ」をマドリッドに設立しました。

当時革製品の大国であったスペインのマドリッドの革職人たちが、革製品の工房を立ち上げたのが「ロエベ」の始まりです。

「ロエベ」の革製品といえば、シルクのような質感のラムスキン。長期にわたり使用してもらう目的で、革を薄く伸ばし軽さも重視していることから、“一生モノ”といわれています。

「ロエベ」の親会社LVMHグループ全体の決算は、コロナ前を上回る業績

2021年上半期のLVMHグループの決算は、売上高約3兆7,278億円で前期比56%増、純利益約6,878億で前期比10倍の伸び率で、特に米国とアジアでの売り上げが好調でした。  部門別では、ファッション&レザーグッズ部門の売上高は、前期比74%増と勢いを見せ、ロエベ以外にもルイ・ヴィトンやフェンディなどが、好調だったようです。

「ロエベ」は、事業だけでなく、社会貢献活動にも力を入れています。創造性の促進や教育の支援、詩や写真・工芸の分野の遺産保護を目的としている財団「ロエベ財団」が、2021年11月に三鷹の森ジブリ博物館のスポンサーに就任。財政的な支援と文化活動の開催を3年間推進すると発表しました。ジブリ作品は、「ロエベ」のクラフトマンシップに通じるものがあったようです。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年12月28日公開記事)

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