「救世主国」ってどこ?──ビットコインが法定通貨になった国、コーヒーの栽培がさかん

2022/02/12 20:30

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中央アメリカ中部に位置する、九州の半分ほどの大きさの国です。グアテマラ・ホンジュラスと隣接していて、中央アメリカの中で唯一カリブ海には面していません。 世界遺産に登録されたマヤ文明の古代遺跡がある「救世主国」とはどこの国でしょうか? 「ビットコインシティー」建設を大統領が表明 正解はエルサルバドルです。 国名の由来はス

中央アメリカ中部に位置する、九州の半分ほどの大きさの国です。グアテマラ・ホンジュラスと隣接していて、中央アメリカの中で唯一カリブ海には面していません。

世界遺産に登録されたマヤ文明の古代遺跡がある「救世主国」とはどこの国でしょうか?

「ビットコインシティー」建設を大統領が表明

正解はエルサルバドルです。

国名の由来はスペイン語で「救世主」という言葉からきています。国土面積は、2万1,040平方キロメートルで九州の約半分ほどの大きさです。

首都サンサルバドルから約35キロ北に位置するホヤデセレンには、世界遺産に登録されているマヤ文明の古代遺跡があります。1400年前以上に発生した火山噴火で埋没した村で、イタリアのポンペイにちなみ「マヤのポンペイ」ともよばれています。

エルサルバドルでは2021年9月に仮想通貨ビットコインを法定通貨に採用しています。また、11月には大統領が東部ラ・ウニオンに戦略都市「ビットコインシティー」を建設する計画を明らかにしました。2022年に10億ドル分の10年債を発行し、建設費を工面する予定です。徴収する消費税は国債の発行やごみの回収費用などに充てるそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年12月28日公開記事)

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