誰もが一度は耳にしたことがある、世界的に有名な時計メーカー、ロレックス。ラグジュアリーで実用的な時計に憧れる人も多いのではないでしょうか。資産価値が高いことでも知られ、2017年スイス・ジュネーブのオークションで、ベトナムの皇帝の遺品のロレックス製腕時計が506万6000スイスフラン（約5億7250万円）で落札されました。

「ロレックス」の名前の由来、ご存じでしょうか。

世界初の防水自動巻腕時計を発明

ロレックスは創立者のハンス・ウイルスドルフが創立した時計専門商社から生まれました。
ロレックスの名前の由来は、1908年ハンスがある朝ロンドンの乗合馬車に乗っている際に「Rolex」という五文字がひらめいたことからだそうです。

ハンスはこれからの腕時計はエレガントであることはもちろん、信頼性も兼ね備えるべきだと予見し、パーペチュアルローターを備えた世界初の防水自動巻腕時計を発明しました。

ロレックスの腕時計は品質を確保するため、時計の主要部品の管理を全て自社内で行っています。社内の多様な職種のスペシャリストが多くの重要な革新的技術を発明しており、これまで申請した特許は500件以上にものぼります。

「デイトジャスト」はロレックスの代表的なモデル

ドイツの世界最大級の高級時計マーケットプレイスによると、運営する「Chrono24」の2021年1月～12までの時計の売り上げで、ロレックスが前年に引き続き1位となりました。

そして、世界の時計モデルランキングで1位になった「ロレックス デイトジャスト」は、クラシックウォッチの典型ともいえるモデルで、一目で見分けられる時計として長年にわたり特徴的なデザインを保っています。1945年、ダイアルの3時位置の小窓に日付を表示する初の自動巻防水クロノメーター腕時計として誕生し、ロレックスの革新的技術のすべてを搭載しています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年12月30日公開記事）