「ギグワーク」は、アメリカで発祥した働き方のひとつです。「ギグ」とは「定期的に開かれる演奏会ではなく一時的なもの」や「1回限りのセッション」などを意味する英語の“gig”が語源の言葉です。 日本でも近年、浸透しつつある働き方の「ギグワーク」、詳しい意味を知っていますか? 非雇用で短時間かつ単発で仕事を受ける働き方が「ギ
「ギグワーク」は、アメリカで発祥した働き方のひとつです。「ギグ」とは「定期的に開かれる演奏会ではなく一時的なもの」や「1回限りのセッション」などを意味する英語の“gig”が語源の言葉です。
日本でも近年、浸透しつつある働き方の「ギグワーク」、詳しい意味を知っていますか?
非雇用で短時間かつ単発で仕事を受ける働き方が「ギグワーク」
「ギグワーク」は継続雇用を結ばず、短時間で単発の仕事を受ける働き方です。基本的には、勤務地や勤務時間、職種などにとらわれません。Uber Eats の配達員などは「ギグワーカー」と呼ばれています。
フリーランスや日雇い労働者との違いは、継続的な雇用を前提としていない点で、「仕事の発注者とその受注者」という関係で働きます。
アメリカでは、「ギグワーク」で生計を立てている人が増えており、2017年では全労働人口の約34%を占めていました。日本ではまだ浸透し始めたばかりの働き方ですが、アメリカではさらに拡大を続けています。
「ギグワーク」のメリットとデメリット
メリットは、初心者でもスキマ時間の有効利用で収入増がはかれる点やノルマや人間関係に悩まされない点です。発注者側も、人材不足の解消や人件費節約につながります。
デメリットは、安価な仕事が多く収益が安定しない点、トラブル等が発生してもすべて自己責任で対処しなければならない点などが挙げられます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年12月30日公開記事)