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元銀行員に聞いた「住宅ローンを組みやすい職業」大企業の社員より有利な職種は?

2022/07/25 18:55

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住宅ローンの組みやすさは、職業によってかなり異なる。しかし、審査は銀行の内部で行われるもの。なかなか実際の事情は表に出てこない。そこで、住宅ローンの審査を担当していた元銀行員に、ローンを組みやすい職業をこっそり教えてもらった。 審査に有利な職業を聞いた結果 結論から書こう。住宅ローンの審査を受ける上で有利な職業を上から

住宅ローンの組みやすさは、職業によってかなり異なる。しかし、審査は銀行の内部で行われるもの。なかなか実際の事情は表に出てこない。そこで、住宅ローンの審査を担当していた元銀行員に、ローンを組みやすい職業をこっそり教えてもらった。

審査に有利な職業を聞いた結果

結論から書こう。住宅ローンの審査を受ける上で有利な職業を上から順に並べると、以下のようになるという。下にいくほど審査に不利な職業ということだ。

順位 職業
1位 国家公務員
2位 地方公務員
3位 大手上場企業の正社員
4位 医師など
5位 大手上場企業の子会社の正社員
6位 中堅上場企業の正社員
7位 中小企業の正社員
8位 自営業
9位 フリーランス
10位 無職

「公務員」は審査でかなり有利

1位は「国家公務員」、2位が「地方公務員」、3位が「大手上場企業の正社員」だという。

「大手上場企業の正社員」よりも「地方公務員」の方が審査に有利なことを意外に感じるかもしれないが、ローン審査では収入の安定性が重視されるため、こうした順になるのだという。確かに大手上場企業でも、上場廃止になって年収がガクンと落ちる例はある。

5位は「大手上場企業の子会社の正社員」、6位は「中堅上場企業の正社員」だという。ただし、「大手上場企業の子会社」であっても、大手上場企業が100%出資する完全子会社でなければ、中堅上場企業の正社員よりも審査で不利なケースもあるらしい。

「自営業」や「フリーランス」はかなり不利

逆に住宅ローンの審査で不利な職業が、「自営業」(8位)、「フリーランス」(9位)、「無職」(10位)。

「自営業」は一般的には個人事業主のことを指すが、株式会社を立ち上げていても、「従業員が社長の自分だけ」といったケースでは自営業とみなされることが多い。そのため、脱サラして起業したばかりの人は、住宅ローンの審査ではかなり不利な立場となるようだ。

また、最近は仕事を仲介するサイトが増えてきたこともあり、ネット上で仕事を得ながら稼ぐクラウドワーカーも増えてきた。こうしたクラウドワーカーは「自営業」や「フリーランス」という括りに入り、住宅ローンを組むのはかなり難しくなってくる。

職業だけが全てじゃないという側面も

ちなみに、職業的には住宅ローンが不利であっても、信用情報にキズがついていなかったり、住宅ローンの希望金額を低くしたりすれば、審査に通りやすくなるようだ。

つまり、クレジットカードの支払いなどが遅延しないようにした上で、しっかり貯金をして頭金の金額を増やせれば、自営業やフリーランスの人でも審査を通過する確率が上がるという。

これから住宅ローンを組もうとしている人の参考になれば幸いだ。

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部

(2021年12月28日公開記事)

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