イネ科の穀物である「トウモロコシ」。その歴史は古く、紀元前5000年頃には野生に生えていたようです。栽培が始まった紀元前3000年頃から現在まで約5000年もの間、世界各地の食生活を支えていることになります。戦国時代の1579年に日本へ持ち込まれた「トウモロコシ」ですが、実は漢字で書けるのです。 一体どんな漢字で書くの
イネ科の穀物である「トウモロコシ」。その歴史は古く、紀元前5000年頃には野生に生えていたようです。栽培が始まった紀元前3000年頃から現在まで約5000年もの間、世界各地の食生活を支えていることになります。戦国時代の1579年に日本へ持ち込まれた「トウモロコシ」ですが、実は漢字で書けるのです。
一体どんな漢字で書くのでしょうか。
年間生産量1位のアメリカ。一国で世界の3割を占める。
「トウモロコシ」は漢字で「玉蜀黍」と書きます。
とうもろこしは主に4つの品種があり、品種ごとに用途が異なります。子実が馬の歯に似ている「馬歯種」は、家畜の飼料や工業原料として使われます。馬歯種より成熟期間の短い「硬粒種」は、家畜用飼料や工業原料の他に食糧用にもなります。残り2つは「甘味種」と「爆裂種」です。甘味種はスイートコーンと呼ばれ、冷凍や缶詰の他、焼いたり茹でたりして食べられます。爆裂種はその名の通り加熱すると爆裂するため、ポップコーンになります。
2019~2020年度、世界では年間約11億1700万トンものトウモロコシが生産され、その内アメリカの生産量は約3億4500万トンでした。アメリカ一国で世界全体の約30%を占める計算になります。特にアメリカのオハイオ州からアイオワ州にかけての地域はコーンベルトと呼ばれ、世界最大級のトウモロコシ栽培地域となっています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年12月31日公開記事)