2021年9月、日経平均株価は1990年8月以来、31年ぶりの高値をつけました。おりしも自民党総裁選を前に、新政権への政策期待が高まったことなどが原因とされています。さて9月につけた高値、21年の年初来高値（終値ベース）は次のうちどれでしょうか？

①　30,216.75
②　30,670.10
③　29,518.34

最安値は8月の27,013.25

2月につけていた年初来高値を更新したのは、9月14日のことでした。前日比で222円73銭高、終値は3万670円10銭でした。正解は②です。なお①の3万216円75銭は21年3月の最高値、③の2万9518円34銭は同5月の最高値です。

既に触れたように自民党総裁銭を前に、新しい政権への政策期待が高まったことのほか、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいたことから、投資家心理が改善したと考えられています。

最高値は3万円を超えましたが、一方、最安値はいつだったかというと、8月の2万7013円23銭（27,013.25）でした。コロナウイルスの感染が広がる中、世界的に株安が進んでいたことなどが背景にあると見られます。

文/編集・dメニューマネー編集部

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