「全ての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的に1948年に設立された「WHO」。現在194の国と地域が加入している国際連合の専門機関の1つです。2021年現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、正式名称であるCOVID-19を命名したのも「WHO」です。この「WHO」ですが、実は略称なのです。

一体、「WHO」とは何の略でしょうか。

世界の保健問題を解決するリーダー

「WHO」とは「World Health Organization」の略称で「世界保健機関」を意味します。WHOの主な役割はグローバルな保健問題についてリーダーシップを発揮し、健康に関する規範や基準を設定することです。

1970年代には天然痘根絶活動を行い、天然痘の根絶に成功したことを受け1980年に「天然痘の世界根絶宣言」を出しています。また新型インフルエンザやエボラウイルス病などの感染症対策においても世界各国の協力を要請し、対応を行ってきました。

感染症以外にも高血圧・肥満・がん対策などにおいても国際的なガイドラインを策定したり、予防接種ワクチンの世界的な基準を策定したりしています。このようにWHOは国際的な保健問題を解決するリーダーとして活動を行っています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年1月2日公開記事）