「18歳以下の子供に臨時特別給付金の支給」が決まり所得制限の点で注目されたのが「パワーカップル」と呼ばれる夫婦(カップル)です。
給付金以外でも、首都圏だけでなく地方都市のタワーマンション購入など住宅市場を牽引している「パワーカップル」とは、どのようなカップルか知っていますか?
高収入で消費活動が活発な共働き夫婦が「パワーカップル」
欧米の「パワーカップル」といえば、完全な富裕層のイメージで、オバマ元大統領夫妻など芸能界や政界で活躍するビックカップルを指すことが多いです。日本では、海外ほどのスケールではなく、2人でたくさん稼ぎ、そしてたくさん消費する共働き夫婦を指しています。
「パワーカップル」の一般的な特徴としていわれているのが、20代後半から40代前半で管理職などの責任のある仕事に従事し、経済的な余裕と購買力のある夫婦を指すことが多いです。2018年の三菱総合研究所 <3636> の調査によると、「パワーカップル」の定義は、夫の年収が600万以上で妻が400万以上、最低世帯年収は夫婦合計1,000万以上とされています。
「パワーカップル」の消費動向
「パワーカップル」は、趣味や自己投資への出費に積極的であるのが特徴で、世帯年収1,000万以上でも妻が専業主婦の家庭と比べると、月間消費支出総額は高い傾向にあります。また、住宅などの購入だけでなく、時短(家電や外食)や外注サービス(ハウスキーピングなど)への需要も高いため、「パワーカップル」向けのマーケティングを強化する企業が増えています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月2日公開記事)