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アイドル、アーティストの「推し」がいるなら、音楽好きなら2022年はdTV!──NTTドコモ・dTVライブビジネス責任者インタビュー

2022/03/05 19:15

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2021年は年初からBTS の映画やツアーなど19タイトルを独占配信する「BTS on dTV」をはじめ、アイドルやアーティストのコンテンツ配信が特に目立ったdTV。映像配信サービスの競争が激しくなっている中、2022年はどのような方針でコンテンツを充実させるのか。 ライブビジネスの責任者である、NTTドコモ コンテン

2021年は年初からBTS の映画やツアーなど19タイトルを独占配信する「BTS on dTV」をはじめ、アイドルやアーティストのコンテンツ配信が特に目立ったdTV。映像配信サービスの競争が激しくなっている中、2022年はどのような方針でコンテンツを充実させるのか。

ライブビジネスの責任者である、NTTドコモ コンテンツビジネス部コンテンツサービス担当部長の山下智正氏は、もともとdTVの立ち上げ時、エイベックス通信放送に出向して関わった人物。その後、「新体感ライブ CONNECT」などに携わり、2021年5月にdTVに復帰したという。山下氏に21年を振り返り、2022年のdTVの構想について聞いた。

「新体感ライブ CONNECT」からdTV「ライブ」ジャンルへ

──山下さんは2021年春にdTVに戻る前は、「新体感ライブ CONNECT」などに関わっていたそうですね。私(インタビュアー)は21年に3月にあったTWICE in Wonderlandは個人的にコネクトで視聴しましたが、カメラが切り替えられて面白かったです。

ありがとうございます。コネクトはライブや音楽イベントなどを、マルチアングルや、8K/VR映像などで生配信できる(8KVRライブ)サービスでした。サザンオールスターズのライブなどを配信しました。

マルチアングルで複数のカメラで撮影しているので、たとえばコンサートやライブで“推し”だけを見続けるというようなことができます。

──特にメンバーの多いアイドルグループのファンにとっては、“推しメン”だけを見続けられるのは、たまらない機能ですよね。ただそのコネクト、8月で終了になってしまいました。

コネクトは2019年1月からやってきて、さまざまなノウハウや知見を得られました。これを生かして、21年の5月にはdTVで「ライブ」ジャンルを始めました。

──どんなサービスでしょうか。文字通りライブが見られるのでしょうか?

はい。dTVはエイベックス・グループと一緒にやってきたサービスですから、以前からミュージックビデオや過去のライブ映像などは充実していたと自負しています。

新たに始めた「ライブ」ジャンルは、そうしたアーカイブに加えて、有料のオンラインライブや、無料視聴できるオリジナル音楽番組などを配信しています。

サービス開始してすぐの5月には、ロックバンドGLAYのライブを独占配信しましたし、6月には宮脇咲良さんのHKT48卒業コンサートを国内独占で配信しました。

宮脇咲良
© Mercury

──「有料のライブ」というのは、月額の550円とは別にチケットを買うわけですか。

はい、これはdTVユーザーではない、非会員の方でもチケットを購入いただければ視聴できるライブも配信しています。

コロナ禍で変わったライブ視聴スタイル

──その「ライブ」についてですが、オンラインでの視聴するスタイルがコロナ禍で一気に広がりました。

おっしゃる通りです。コロナ禍によって、ライブ視聴のスタイルが変わりました。ただdTVの「ライブ」ジャンルは、コロナ感染拡大の前から動かしていたので、「withコロナ」というより、「5Gの活用」という文脈のプロジェクトでした。

そうした中で、図らずもコロナ禍が広がり、「ライブに行きたいけど、そもそもライブがない」「行きづらい雰囲気がある」という課題が生まれてしまった。このサービスでそれを解決できるのではないかという思いが芽生えたのも事実です。

──最近は感染の拡大が落ち着いてきて、リアルのライブを再開するアーティストも増えています。オンラインライブの役割は終わるのでしょうか。

いえ、既に場所にしばられずにライブを楽しむという文化が生まれ、確実に育っていると思います。

リアルにはリアルの良さがありますが、一方で、配信にも良さがあります。「東京でしかライブがない」「試験が近いので会場までの行き帰りの時間を考えると行けない」という人でも見られます。会場にはまだ入れない年齢の家族と自宅のリビングで楽しむこともできます。

さらに、「リアルのライブに行くほど好きなアーティストでもないけど、家で見られるなら見ようかな」というライトなファンもいるでしょう。

従来の配信ライブはリアルのライブの副次的なサービスという意味合いが強かったと思いますが、今のオンラインライブは決してそうではないと思います。

今後5Gが広まるなど、通信環境がより充実すれば、デバイスの性能向上とともに、今以上にオンラインライブを楽しめるようになっていくと思います。

──今後もdTVがライブ配信に力を入れる方針であることは間違いなさそうですね。

はい。ただ、dTVは音楽だけの映像配信サービスではありません。映画、ドラマ、アニメなどをのコンテンツに力も入れて行きます。

たとえば最近はスポーツのライブ配信も始めています。昨年11月には女子ゴルフのリコーカップ(JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ2021)の初めてライブ配信をしました。これも先ほどご紹介したアーティストの有料ライブのように、チケットを購入して視聴していただくサービスです。

LPGA

どなたでも1000円(税込)でご覧になれるのですが、dTV会員なら500円(同)と割安な価格で視聴できる仕組みです。アーカイブ配信もしていたので、当日で見られなくとも後日ゆっくりと視聴できたと思います(リコーカップのアーカイブ視聴は2021年12月31日で終了)。

──2022年、具体的にどのような予定があるのでしょうか?

具体的なコンテンツ名、タイトルは情報解禁日が設定されている都合上、残念ながら明かせないのですが、近く予定されている大きなイベントとしては、宝塚歌劇宙組の貸し切り公演があります。

Never Say Goodbye
NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-

これは2月20日に宝塚大劇場で行われるミュージカル「NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-」の観劇チケットをdTVの月額会員だけが買えるというものです。既にチケットの先行抽選申し込みは終わったのですが、かなりのお申し込みがありました。

dTVはアイドルのファン、K-POP好きは特に楽しめる

──冒頭でTWICE in Wonderlandを視聴したというお話をしましたが、私はK-POPが好きなので、ライブ配信サービスをはじめ、dTVのコンテンツはアイドルやアーティストのファンには刺さりそうだなと思いました。特に明確に“推し”がいる人にとっては。

ありがとうございます。その“推し”のライブ視聴をきっかけに、他の映像作品も楽しんでいただけると思っています。

たとえば乃木坂46のファンの方が推しのライブを見たいとdTVの有料ライブをご覧になる。dTVにはアイドルが出演している映画やドラマ、ドキュメンタリーも配信しているので、「dTVは推しが出ているドラマがあるんだ」と気づいていただける。そうした方が月額サブスクリプションの会員になっていただけたらと期待もしています。

日本のアイドルグループのファンはもとより、K-POPのファンには親和性が高いサービスだと思っています。たとえば最近では、韓国のナンバーワン音楽サイトであるMelonのミュージックアワード(MMA2021=MELON MUSIC AWARDS)も12月4日にdTVで生配信しましたが、ご存じでしたか?

──それは知りませんでした。TOMORROW X TOGETHERやIUが出演予定だったかと思いますが、CSでしか見られないと思いこんでいました。

ほかにもdTVではEXO CHANNELも配信した実績ありますし、韓国映画・ドラマもたくさん視聴できます。推しが歌って踊っているところだけでなく、演技しているところも見られるわけです。

──そうしてまた新たな作品や俳優さんとの出会いがありそうですね。最後に、多くの映像サブスクサービスがある中で、dTVとしてどう勝っていくのか、あらためてうかがわせてください。

これまでdTVは映画やライブなどのコンテンツを充実させてきました。月額550円で豊富なコンテンツが見られるだけでなく、個別課金でライブやスポーツが見られるようになり、リアルイベントとも連携しているので、「dTVに会員になるとオンラインでもオフラインでもいいことがある」と感じていただけると思っています。

また他の映像配信サービスとの違いの一つは、ドコモのグループとして「dポイント」があるということです。dポイントをはじめとしたドコモの他のサービスとの連携やキャンペーンを引き続き展開したい。音楽ファン、ドコモユーザーのみならず、多くの方に楽しんでいただけるサービスをつくり、届けていきたいと思います。

聞き手・編集・dメニューマネー編集部

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