「ボッテガ・ヴェネタ」は、1966年イタリアの伝統的な手作業で最高品質の革製品を作ることを目的として設立されたブランドです。ブランドの特徴的なロゴなく、代名詞となる革の編み込みである“イントレチャート”で革製品をトータルで展開している「ボッテガ・ヴェネタ」の名前の由来を知っていますか？

クラフトマンシップが受け継がれた「ヴェネト州の工房」

「ボッテ・ガヴェネタ（BOTTEGA VENETA）は、1966年イタリアのヴィチェンツァでミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロ夫妻によって設立されました。イタリア語で“工房”を意味する“bottega”とイタリア北部に位置する”ヴェネト州“を意味する”Veneta”を合わせて「ヴェネト州の工房 ボッテガ・ヴェネタ」と名付けられました。

「ボッテガ・ヴェネタ」の代名詞といえば、短冊切りの革を丁寧に編み込む技法「intrecciato （イントレチャート）」です。革を隙間なく均一に編み込むには技術と手間を必要とします。丁寧に編み込まれた革は、“まるでシルクのようだ”と喩えられるほどです。

「ボッテガ・ヴェネタ」の親会社ケリング社の2021年上期は、増収増益

ケリング社の上期売上高は、約1兆443億で前期比53.3％増、経常利益約2,903億で前期比134.９％、コロナ前の水準に回復し増収増益となりました。

ケリング社のブランド事業の売り上げ構成比で「ボッテガ・ヴェネタ」は9％を占め、上半期の売上高は前期比32.6％増と好調に推移し、ケリング社の業績回復に貢献しました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年1月5日公開記事）