「ロールモデル」とは、1940年代にアメリカの社会学者によって定義された言葉です。私生活でもビジネスシーンにおいても「ロールモデル」を設定することは、自分自身の成長において重要だといわれています。企業によっては、部門や年代などキャリア別に設定されている「ロールモデル」の詳しい意味を知っていますか?
「ロールモデル」は、お手本としたい人物
「ロールモデル」とは、キャリアを形成するうえで、行動や考え方を模倣・学習する対象となる相手、つまり『お手本となる人物』を指します。
一般的に「ロールモデル」は、高いスキルを持っていたり、リーダーシップを発揮したり、自分の理想の立場を確立している人を設定します。自分より秀でた「ロールモデル」の存在で刺激を受けることで、そのような人になりたいと思うところから始め、行動や思考をマネすることで「ロールモデル」に近づき、自分の成長を促すのです。
場合によっては、「ロールモデル」のすべての行動や言動、思考をお手本にする必要はありません。また「ロールモデル」は、1人とは限らず、身に付けたいスキルや知識、業務や分野などさまざまな観点から複数人を設定することも可能です。
「ロールモデル」は、企業側が設定することもある
企業は、計画的に「ロールモデル」となり得る人材を育成、設定し社内に周知します。「ロールモデル」は、先輩や上司などのように身近であるほど望ましいといわれています。「ロールモデル」の設定で、社員がキャリアプランを描きやすくなり、成長スピードが加速していくのです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月5日公開記事)