“トレンチコート”といえば、イギリスを代表するブランド「バーバリー」です。トレードマークの“バーバリーチェック”は、1920年代にレインコートの裏地として用いられたのが最初です。“馬上の騎士”の新ロゴは、一般公募した際に、採用されたモチーフという話は知られていないかもしれません。「バーバリー」の名前の由来を知っていますか?
“トレンチコート”は、もとは軍事用のコートとして作られた
1856年、トーマス・バーバリーが21歳の時、イギリスの天候から人々を守るための衣服を作りたいという考えのもと「バーバリー」を開店させました。つまり、「バーバリー」は創設者の名前です。「バーバリー」は、通気性に優れ、耐久性、防水性の高い素材“ギャバジン”をレインコートに使用し、当時重く着心地の悪いレインウェアに革命をもたらしたといわれています。
第一次世界大戦の頃に考案されたトレンチコートは、兵士を風雨から守り、付属のベルトやリングで地図や軍事用品を掛けられるコートとして利用されました。“トレンチ(trench)”とは、塹壕(ざんごう)、戦地で敵から銃砲撃から身を守るための穴を意味します。兵士を厳しい自然環境から守るために作られたことを”トレンチ“にかけ、”トレンチコート“と呼ばれるようになったのです。のちに、機能性とデザイン性が人気となり一般市民にも広がり、今もなお愛され続けています。
「バーバリー」の2021年上半期決算は、大幅な増収増益
2021年上半期の決算は、売上高約1,855億で前期比38.1%増、営業利益は、前期比2倍以上の約317億、純利益は3倍の約222億で大幅な増収増益となりました。
売上高増の要因は、旅行制限の影響が少なかった国々での業績が加速したようです。アメリカ、中国、韓国は、コロナ前と比較すると非常に好調でしたが、欧州など他の地域では、コロナによる観光客の大幅な減少で苦戦をしいられました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月6日公開記事)