近年、主にECサイトで買い物をする際に用いられる「BNPL」というサービス。商品の購入時は代金の支払いが不要で、後から代金を支払う「後払い決済サービス」を総称した概念です。利用シーンや市場規模でも拡大を見せている「BNPL」ですが、実はある言葉の略称なのです。「BNPL」とは何の略でしょうか。 2024年の国内市場規模
近年、主にECサイトで買い物をする際に用いられる「BNPL」というサービス。商品の購入時は代金の支払いが不要で、後から代金を支払う「後払い決済サービス」を総称した概念です。利用シーンや市場規模でも拡大を見せている「BNPL」ですが、実はある言葉の略称なのです。「BNPL」とは何の略でしょうか。
2024年の国内市場規模は1兆8800億円へと成長する見込み
「BNPL」とは「Buy Now Pay Later」の頭文字を取った略称です。「今買って、あとで払う」を意味します。
特徴は、ECサイトなどで買い物をする際に「後払い」を選択するだけで購入が完了する点です。そのためクレジットカードを保有しない人やECサイト上でのカード情報漏洩を危惧する人の利用が多く見られます。
また、「BNPL」は国内市場規模も拡大しています。2016年に2900億円ほどの市場規模でしたが、2020年度は8820憶円、2024年には2020年の2倍超の1兆8800億円にのぼると予測されています。
しかし、2020年度の一般消費者向けEC市場規模は19.3兆。比較すると後払いの国内市場規模はまだまだ小さいですが、その分拡大余地は多く残されています。今後の成長が期待される分野といわれています。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「年金」いくらもらえる?「月20万円」で足りる?
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・最も稼げる「国家資格」は?医師でも勝てない仕事
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・確定申告しないと税務署にバレる?よくある5つのケース
(2022年1月7日公開記事)