「dカード」とはNTTドコモが発行しているクレジットカードで、ドコモユーザーでなくても利用可能だ。このdカードを使って賢くポイントを貯めると、いつもの買い物がお得になるなど、さまざまな特典が受けられる。dカードでポイントを貯める方法と、特典を見ていこう。
「dカード」は年会費あり・なしの2種類
dカードには、dポイントが貯められる「dポイントカード」と、電子マネー「iD」の機能も搭載されており、次の2種類がある。
dカードの種類 | ||
---|---|---|
dカード GOLD | dポイントが貯まりやすく、特典が充実 | |
dカード | 年会費が永年無料で、お得に使える |
「dカード GOLD」は、1万1,000円(税込、以下すべて税込)の年会費がかかるが、特典が充実している。
例えば、ドコモのケータイやドコモ光の毎月の利用料金1,000円ごとに、税抜金額の10%ポイントが還元される。また、ドコモのケータイを購入してから3年以内の紛失・盗難・修理不能の際に、最大10万円の保証が出る。
その他に、年間利用額が100万円以上、200万円以上になると、それぞれ1万1,000円相当、2万2,000円相当の選べる特典が贈呈される。特典は、dショッピングサイトのクーポンや、ケータイ購入割引クーポンなど全6種類だ。
次に「dカード」は年会費が永年無料で、対象店舗での買い物で、100円ごとに1%ポイントが貯まる。
なお、どちらのカードもVisaとMastercardに対応している。
ポイ活、スマホ決済──「dカード」の魅力とは?
dカードには、3つの魅力がある。
ウェブサイトから最短5分で入会できる
dカードのウェブサイトから申し込むと、最短5分で審査が完了する。審査完了と同時に入会になるため、すぐにdカードのサービスを利用できる。
スマホ決済ができる
dカードアプリをダウンロードすれば、ポイントや明細の確認だけでなく、スマホ決済もできる。ケータイiDやApple Payの設定も可能だ。
貯めたdポイントは、買い物や投資体験に使える
dポイント加盟店で、会計の際にdカードを提示するだけで、ポイントが貯まる。加盟店にはセブンイレブンやファミリーマート、ローソン、マツモトキヨシなどの実店舗のほか、メルカリなどのネットのお店も登録されている。
またdカードで支払いをすると、クレジットカードとiDのどちらの場合でも、1%ポイントが貯まり、中には2%以上貯まるお店もある。
貯まったdポイントは、加盟店での買い物や、100ポイント=100円でのiDキャッシュバックへの交換、投資体験ができるサービス「dポイント投資」などに使える。
ポイントを貯めるだけではもったいない。dカードでポイントを貯めたら、普段の買い物に使っても良い。「資産運用に興味はあるけれど、現金での投資は怖い」という人は、「dポイント投資」を始めてみるのもいいかもしれない。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
画像・taka / stock.adobe.com(画像はイメージです)
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(2022年1月7日公開記事)