代表的な熱帯果物「パパイア」。日本では高級品として売られていますが、熱帯地方ではとてもポピュラーな果物として食されています。また、完熟していないパパイアは野菜としてサラダや天ぷら、炒め物にして食べることが出来ます。

この「パパイア」、実は漢字で書けるのです。一体どんな漢字で書くのでしょうか。

古来、健康に欠かせない食品だったパパイア

「パパイア」は漢字で「万寿果」と書きます。

中南米が原産のパパイアは、実に多くの栄養素を含むのはご存じでしょうか。例えば、ビタミンCはミカンやグレープフルーツを上回る量を含有します。他にもがん予防に効果があると期待されるリコピン、たんぱく質の働きに関与するビタミンBなどがパパイアには含まれています。

古来よりメディカルフルーツとしても知られるパパイア。メキシコにかつてあったマヤ文明では医療技術がとても発達していたといわれますが、パパイアをはじめとする薬用植物を都市周辺で栽培していたそうです。また、沖縄では命薬(ぬちぐすい)と呼ばれます。「長寿の薬」や「薬ほどの効果がある食べ物」を意味し、大変重宝されています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年1月9日公開記事）