どんな意味?「ニュートラル」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/03/12 18:45

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クルマの運転免許を持っている人にはお馴染みの「ニュートラル」。ビジネスシーンや日常会話では、「ニュートラル思考(ニュートラル・シンキング)」や「ニュートラルな人」などのように、名詞を後に付けて使われることが多い言葉です。 「ニュートラル」の詳しい意味を知っていますか? 「ニュートラル」は、“中立の”・“はっきりしない”

クルマの運転免許を持っている人にはお馴染みの「ニュートラル」。ビジネスシーンや日常会話では、「ニュートラル思考(ニュートラル・シンキング)」や「ニュートラルな人」などのように、名詞を後に付けて使われることが多い言葉です。

「ニュートラル」の詳しい意味を知っていますか?

「ニュートラル」は、“中立の”・“はっきりしない”を意味する”neutral”が語源

「ニュートラル」とは、どちらか一方に偏ることなく、中立な立場や中間的な位置や様子を指しています。

ビジネスシーンで耳にする「ニュートラルな人」とは、「中立の立場に立てる人」と捉えます。つまり「公平な立場や第三者的な立場でひいきをしない見方ができる人」という意味になります。

ビジネスにおいて、先入観や経験、知識などを全て取り払った「ニュートラル」な状態で検討をすることは、とても大切だといわれています。先入観にとらわれず、客観的に考えることでアイデアの幅が広がります。このように、悲観的でも楽観的でもなく、ありのままの現状や事実を客観的にとらえる考え方を「ニュートラル思考」「ニュートラル・シンキング」といいます。無意味な対立などを防ぐ目的としても「ニュートラル」な考え方は、職場において身に付けたい考え方のひとつです。

ちなみに、クルマのモードである“N”「ニュートラル」は、シフトチェンジ前のギアが入っていない状態を指します。動作が繋がらず、どちらに動くか決まっていない中立の状態です。タイヤとエンジンが嚙み合っていないので、アクセルを踏んでもクルマは動きません。

文/編集・dメニューマネー編集部

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(2022年1月10日公開記事)