ティファニーブルーと呼ばれる鮮やかなスカイブルーが有名な、ティファニー(TIFFANY)。婚約指輪や結婚指輪だけではなく、成人のお祝いやクリスマス・誕生日などの特別な日のプレゼントとしても人気で、憧れる女性も多いのではないでしょうか。
世界的なジュエリーブランド「ティファニー」の名前の由来、ご存じでしょうか。
キングオブダイヤモンドと呼ばれた創業者
1837年アメリカでファンシーグッズと文房具のお店として創業したティファニー。創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーの名前が由来です。
1840年代になるとティファニーは、フランスの社交界からジュエリーを買い付け、アメリカでダイヤモンドの販売を開始しました。希少なジェムストーンが初めて登場したことで、彼はアメリカのメディアから「キングオブダイヤモンド」と呼ばれました。
「ティファニーブルー」と呼ばれるスカイブルーのカラーは、1845年創刊のアメリカ初のメールオーダーカタログ「ブルーブック」の表紙用に創業者が選んだことがはじまりです。ジュエリーを入れるボックス「ティファニーブルーボックス」は、チャールズ・ルイス・ティファニーが最初のエンゲージリング、「ティファニーセッティング」を発表した際に使用して注目を集めました。
1998年ティファニーブルーは同社の登録商標となり、一目でティファニーのカラーであるとわかるブランドの象徴となりました。
2021年LVMHグループ傘下となり、同グループの売上高は2.3倍に
ティファニーは2021年LVMHの傘下ブランドとなりました。LVMHグループの2021年7~9月期の売上高は約2兆300億円と前年同期比で約30%増加となりました。同グループがティファニーを買収したことで、時計・宝飾品の売上高は2.3倍となりました。地域別では新型コロナウィルスのワクチンの普及で経済活動が再開されたヨーロッパやアメリカが特に好調な結果となりました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月10日公開記事)