ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、フェンディ。誰もが1度は聞いたことがあるブランドを傘下に収めている「LVMH」。2021年現在で75のブランドが傘下にあり、ブランド業界を代表する企業となっています。この「LVMH」ですが、実はある略称なのです。
一体、「LVMH」とは何の略でしょうか。
ブランド帝国を作り上げたのはある一人の人物
「LVMH」とはLVMH Moët Hennessy Louis Vuitton S.Aの略称です。1987年、高級ブランドであるルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)社とシャンパンやコニャックで知られるモエ・ヘネシー社(Moët Hennessy)が合併したことにより、設立されました。
LVMHが現在に至るまで成長を続けた背景には、ある人物の存在があります。それは同社が誕生した1989年に、グループ会長に就任したベルナール・アルノーという人物です。彼は伝統的なブランドビジネスを現代的な経営で活性化させ、さらに積極的な買収を行うことで、巨大なブランド帝国を築き上げることに成功しました。
2020年度のグループ全体の売り上げは、446億5100万ユーロ(約5兆6260億円)、世界全体の従業員数は15万人以上にのぼります。
ちなみにこのベルナール・アルノー氏。2021年5月には総資産が約20兆2500億円となり、約20兆2200億円を保有していたアマゾンCEOのジェフ・ベソス氏を抜き世界1位の富豪となったこともあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月13日公開記事)