冬場は暖房費などで光熱費がかさむ時期だが、常日頃の生活にちょっとした工夫を取り入れることで、月々の出費を抑えることができる。ここでは光熱費を安くできる節約術を紹介する。
その1──冬のエアコン暖房、これだけで電気代が安くなる
コロナ禍でおうち時間が増え、電気代の心配をしている人も多いだろう。冬場の暖房費を節約するにはどのような工夫をすればいいのか?
加湿器を併用する
エアコンと一緒に加湿器を使用すると、蒸気の効果により部屋の温度が下がりにくくなる。人がいるソファーやテーブルの近くに加湿器を置いて加湿するとより効果的だ。
フィルターの掃除
フィルターはホコリが溜まりやすいため、定期的な掃除が必要だ。掃除を怠けると目詰まりして暖房効率が下がってしまう。
暖房はつけっぱなしでもいいの?
ずっと家にいる、あるいは30分〜1時間ほど外出するのなら暖房はつけっぱなしのほうが電気代はかからない。
2〜3時間以上の外出の場合は、オフにするといったように、生活スタイルによって暖房の運転時間は使い分けたほうが良い。
その2──水道代が高くなる絶対NG行為
毎日使う水道。それゆえ、水道代を安く抑えたいと考えている人も多いはず。水道代を安く抑えるにはどのような工夫が必要なのか?
浴槽に浸かっているときなどはシャワーを止める
生活の中で多くの水を使う場面といえばやはり入浴だろう。
浴槽に浸かっているときや、頭や顔を洗っている際、シャワーの水を出しっぱなしにすると、毎分10〜12リットルほどの水を無駄にすることになる。
よって、こまめに水を止める、節水できるシャワーヘッドに付け替えるなどすると節水の効果が向上する。
トイレの水って使い分けている?
トイレの水を流す際、「大」のほうで流す習慣が付いている人も多いだろうが、「小」の水量で十分流せる場合は、「小」の使用を心がけよう。
家族一人ひとりがこれを使い分ければ、今までよりも水道料金を節約できるはずだ。
その3──今すぐやめて!ガス代が高くなるNG行為
ガスを使用する場所といえば、風呂やキッチンが思い浮かぶが、生活する上で気にせずやっている行為がじつはガス代を高くしているかもしれない。
手軽で便利だからとお風呂をシャワーで済ませる
シャワー派の人は、ガス代を知らないうちに高くしているかもしれない。
家族4人が1人5分ずつシャワーを使うと、浴槽約1杯分のガスを消費することとなる。
温まりたいのなら湯船に浸かり、シャワーを使う場合は短時間で済ませよう。
火力に合わない調理器具を使う
ガスコンロの利点は、直火調理ができることだが、使用するたびにフライパンなどの調理器具の底からはみ出すほどの火力で調理していないだろうか?じつはこの行為もガスの無駄遣いにつながる。
ガスコンロは強火にしなくても底面全体に炎があたれば十分加熱が可能だ。
調理器具の大きさに合わせる、強火を使わず中火調理を心がけるだけでガス代は節約できる。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月9日公開記事)