政治のニュースなどで「ドラスティック」という言葉を耳にすることがありませんか。ビジネスシーンでは、重大な場面で「この状況を変えるには、ドラスティック・チェンジが必要だ!」と決断することもあります。
ビジネスや政治の世界でよく使われる「ドラスティック」の意味を知っていますか?
良い方向へ向かうための根底を覆すほどの急激な変化が、「ドラスティック」
「ドラスティック」とは、“(行動・手段などが)思い切った”、“(変化などが)過激な、極端な”などを意味する英語の“drastic”が語源のカタカナ語です。
小さな変化ではなく、想定の範囲を超えた現状がひっくり返るほどの変化を意味します。進歩や前進するというような前向きな意味が込められ、良い方向へ急激に変化する状況で使われています。
ビジネスシーンでは、新規事業の立ち上げや現状打破など、大きな進歩や改革を必要としているタイミングで、「ドラスティック」な人事異動や組織変更などの急激な変化を余儀なくされることもあります。
経済の分野では、抜本的な思い切った改革を意味する「ドラスティック・チェンジ」のように使われています。「ドラスティック」の反対語として使われているのは、“過激でない”、“穏やかな“を意味する”マイルド(mild)”です。
「ドラスティック」という言葉はかなり強く、「根底を覆す」といった意味を持つので、ちょっとした変化に使うのは避けましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「厚生年金」を月25万円もらうための3つの方法
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・「電気・ガス・水道代を節約したい」人がやってはいけないこと
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・ひろゆきが「宝くじを買うこと」を問題視した本当の理由
(2022年1月15日公開記事)