ジュエリーをはじめ時計や香水などを手掛ける「ブルガリ」。最も有名なアイコン“モテーネ”は、イタリア語で“コイン”を意味します。ブローチなどに使用されている希少価値の高い古代ローマのコインには、使われていた時代や描かれている刻印を示す証明書が付属されることでも知られています。
世界の5大ジュエラーに数えられ、2022年には、東京にホテルを開業予定の「ブルガリ」、名前の由来を知っていますか?
「ブルガリ」は、銀細工職人だった創業者の名前
「ブルガリ(BVLGARI)」は、1884年ギリシャ生まれの銀細工職人ソティリオ・ブルガリが、銀細工の商売をローマのトリニタ・デイ・モンティで始めたのがルーツです。ローマの遺跡や貴重な歴史的建造物をインスピレーションの源とし、作品を作り出していきました。アイコンジュエリー“ビー・ゼロワン”は、円形闘技場の“コロッセオ”を思わせます。
また、トレードマークの“BVLGARI BVLGARI”のロゴは、古代ローマのコインに刻まれた文字に見立てて刻印されたといわれています。このロゴは、時計に刻印されると口コミだけで話題となり、誰もが知るロゴとなりました。
2021年第3四半期は、売上高179億ドルの20%増
「ブルガリ」の親会社LVMHの、2021年第3四半期は売上高179億ドルの20%増でした。売上高の半数を占めるファッション・皮革商品事業が24%増で、新型コロナウィルスが流行する前の2019年と比べ38%増です。
そして、日本初上陸「ブルガリ ホテル 東京」が、2022年に誕生する超高層複合ビル「東京ミッドタウン八重洲」内に開業予定です。ホテルは、39階から最上階45階までのフロアに、98室の客室を展開します。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月15日公開記事)