炭酸飲料水である「ソーダ」。そのまま飲んだり、味付けしたり割材としても飲まれます。サイダーと似ていますが、ソーダは炭酸ガスを含む飲料水全般のことで、サイダーは炭酸水を甘味料などで味付けした清涼飲料を指します。つまりソーダの中にサイダーが含まれることになります。さてこの「ソーダ」ですが、実は漢字で書けるのです。

一体どんな漢字で書くのでしょうか。

クレオパトラが美を保つために飲んでいたといわれるソーダ

「ソーダ」は漢字で「曹達」と書きます。

ソーダの歴史は古く、今から2000年以上前にはすでに飲まれていたそうです。古代ローマ時代に天然の鉱泉や温泉から湧きあがる炭酸水を飲んだことが始まりと言われています。世界三大美女で知られるクレオパトラは、「美容と不老長寿の秘薬」として炭酸水にぶどう酒を入れて飲んでいたそうです。

このように古くから飲まれていたソーダですが、日本には1853年のペリー来航時に持ち込まれました。その後1909年には、現在も親しまれているアサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」が、「三ツ矢シャンペンサイダー」として発売されるなど、ソーダは日本にも定着していきました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2022年1月16日公開記事）