シンプルな花や葉が美しい球根植物「チューリップ」。世界中で人気のある植物です。オランダの王立球根生産者協会によると、1996年時点で約5,600種以上の品種が存在し、その後も毎年新品種が発表されています。 このように極めて多くの品種がある「チューリップ」ですが、実は漢字で書けるのです。 一体どんな漢字で書くのでしょうか
シンプルな花や葉が美しい球根植物「チューリップ」。世界中で人気のある植物です。オランダの王立球根生産者協会によると、1996年時点で約5,600種以上の品種が存在し、その後も毎年新品種が発表されています。 このように極めて多くの品種がある「チューリップ」ですが、実は漢字で書けるのです。
一体どんな漢字で書くのでしょうか。
球根1つに家一軒分の価値があったチューリップバブル
「チューリップ」は漢字で「鬱金香」と書きます。
世界的なチューリップの栽培国と言えばオランダですが、16世紀頃にオスマン帝国(現在のトルコ)から持ち込まれたのが始まりです。このオランダにおいて、歴史上初めてのバブルといわれる、チューリップバブルが起きたことはご存じでしょうか。
17世紀ごろ、オランダの裕福な植物愛好家の間でチューリップ人気が高まり、高値で取引されていました。そこに目を付けた投機家がチューリップ市場に参入し巨額の資金が動きます。やがて「短期間で儲けられる」と聞いた一般市民も参加し始めました。球根1つで家一軒と交換できるほど、チューリップ相場は過熱したそうです。
しかし1637年2月3日、突然球根に買い手がつかなくなり価格は暴落。オランダ中の多くの人が巨額の債務を抱えて、混乱に陥ったといわれています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月17日公開記事)