アパレルやバッグ、アクセサリーなど幅広く展開している、クロエ(chloe)。2021年に発表された色鮮やかなボリュームスニーカーは、オシャレなだけではなく、環境に配慮されたサスティナブルなものとなっています。ペットボトルをリサイクルして作られた糸、リサイクルナイロンが素材のメッシュ、そしてソールや靴紐も再生素材を使用しています。
2022年に創業70年を迎える世界的なブランド、「クロエ」の名前の由来をご存じでしょうか。
ブランド名の由来は創業者ではなく、物語の主人公の名前から
クロエは1952年フランス・パリで、ギャビー・アギヨンにより設立されました。1912年パリで公演していたバレエ音楽、「ダフニスとクロエ」の主人公クロエの美しいダンスのイメージが、ブランド名の由来だといわれています。
1963年にカール・ラガーフェルドをクリエイティブ・ディレクターに迎えると、ブランドは一気に躍進し、世界的評価を高めました。2001年には、ディフュージョンライン「シーバイクロエ」がスタートし、クロエよりも安価な価格設定で日本を含め世界中で人気となりました。
中国本土を中心としたアジア地域の売り上げが好調
クロエの親会社であるリシュモングループの四半期ベースの売上高では、2021年1~3月期は中国本土の売上が3ケタ成長となったことが寄与し、前年同期比29.6%増の34億8000万ユーロ(約4628億円)と大幅に回復しコロナ禍以前を上回りました。
リシュモングループは、2020年11月、ラグジュアリーEC大手のファーフェッチや中国EC最大手アリババとパートナーシップ契約を締結し話題になりました。アリババのECサイトに出店している「クロエ」を含むグループ傘下ブランドが、リシュモンの売り上げに大きく貢献しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2022年1月16日公開記事)